みなさん、こんばんは。
今日は冬の電気代が高い理由についてまなびます。
夏と冬の電気代を比較
総務省統計局の「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」によれば、2022年の電気代の平均は以下の表の通りになります(抜粋)。
電気代(平均) | |
6月 | 9,990円 |
7月 | 9,869円 |
8月 | 11,914円 |
12月 | 12,514円 |
1月 | 12,938円 |
2月 | 15,331円 |
夏(6〜8月)の平均は約10,591円、冬(12〜2月)の平均は約13,594円になります。
約3000円/月の差があります。
なぜ冬のほうが電気代が高いのか
理由はたくさん考えられます。その中からいくつか紹介します。
日照時間の違い
冬は夏に比べて日照時間が短くなります。夏は日が出てる時間が冬に比べ5時間も長い日もあります。
冬に室内で過ごすときに照明器具を使う時間が長くなるので、電気代が高くなります。
外気との気温差がある
家の中で過ごす時に夏でも冬でもエアコンを使うご家庭は多いかと思います。
夏に比べ冬のほうが外と室内の気温差があるため、エアコンを使うエネルギーがより必要になります。そのためエアコンの消費電力が上がり電気代が高くなります。
また、エアコンだけではなく他の暖房器具(コタツ、ヒーター、ホットカーペット)等も使用するため消費電力が増えます。
浴室乾燥機を使用する
冬は日照時間が短く、気温も低いためベランダ等で洗濯物が乾きにくくなります。
その時に浴室乾燥機を使えば電気代が高くなります。
室内に干せば部屋の湿度も上がり風邪予防にもなるのでおすすめです。
厚着や重ね着で洗濯物が増える
外出時や部屋で過ごす時に夏よりも厚着や重ね着をして過ごします。夏に比べると洗濯量が増え、洗濯機をまわす回数も増えます。
外が寒く室内で過ごす時間が増える
夏や過ごしやすい時期に比べ、冬は休日に外出せず室内で過ごすことが増えます。
そうすると照明器具や暖房器具も室内にいる間中使用するため電気代が高くなります。
電子レンジやケトルの出番が増える
体の中から温めようと温かい飲み物を飲むために電気ケトルを使用したり、温かい食べ物を食べるために電子レンジを使って温めたりする回数が夏よりも増えます。
どのようにして電気代を抑えたら良いのか
電気代が高くなる要因は様々でそれぞれで対策をしていけば良いのですが、まず取り掛かるべきはエアコンの設定温度を下げることです。
エアコンの設定温度を1℃下げると5〜10%電気代が安くなります。
設定温度を下げても快適に過ごす方法はコチラの記事をご覧ください。
また、契約する電力会社を格安でんきの会社へ切り替えることも電気代を抑える方法の一つです。
マンション住まいの方は、格安でんきに切り替えられるのかについてはコチラをご覧ください。
いかがでしたか。
夏に比べて冬の電気代が高い理由を考察し、気をつけて生活すれば電気代を抑えられるかもしれません。
固定費を抑えることができれば自動的に節約でき、貯金も増えます。家計費の見直しの手始めとして節電対策をしてみるのはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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