みなさん、こんばんは。
原油の高騰が続く昨今、家計を助けてくれる食材「豆腐」について調べました。
この記事を読んでわかること
- 木綿と絹には製法の違い、栄養価の違いがある
- それぞれに適した料理があるため料理によって使い分ける
- 鍋料理に入れる豆腐は鍋の種類によって変えても良し
どうやって作るの?
みなさんは木綿豆腐と絹豆腐どちらがお好きですか。
私は絹豆腐のほうが好きです。なぜかというとのどこしがよく、ツルッと入ってくれるのでサッパリと食べられるからです。
木綿豆腐が好きな方はしっかりとしたかみごたえのある食感も好きなポイントの一つかもしれません。
木綿と絹ではその製法に違いがあるため食感の違いが生まれます。
豆腐の作り方は簡単に言うと豆乳ににがりを入れ固めるとできます。
木綿豆腐は一度固めた豆腐を崩してから木綿布を敷いて圧力をかけて固めます。

一方、絹豆腐はプリンのように型に豆乳とにがりを入れて固めて作ります。

この作り方の違いで木綿は適度に水分が抜けてしっかりした食感に、絹は水分を抜かないためツルッとした食感になります。
たんぱく質が多いのは木綿豆腐
豆腐と言えばたんぱく質が摂れる代表的な食品です。植物性たんぱく質を食品から摂るには豆類の豆腐を食べるのがおすすめです。
木綿と絹ではどちらのほうがたんぱく質を多く含んでいるでしょう。
答えは木綿豆腐です。
木綿豆腐は一度固めた物を崩してさらに固めるため栄養分もギュッと凝縮しています。
たんぱく質の他にもカルシウム、マグネシウム、鉄分、食物繊維なども木綿のほうが多く含まれています。
では、絹豆腐は栄養価がないのかというとそうではありません。
水分を抜いてないため水溶性の栄養素は絹豆腐のほうがあります。
カリウムやビタミンBは絹豆腐のほうが多く含まれています。カリウムは血圧を下げたりむくみを取ったりする効果があります。
それぞれに適した料理とは
しっかりとした食感の木綿豆腐はその製法から隙間が多いため、味がよくしみ込みます。
そのため木綿豆腐は煮物に使うと味がよくしみて美味しくなります。
また、しっかりした食感を活かして豆腐を焼いて豆腐ステーキ、田楽、崩れにくさを活かして揚げ出し豆腐もおすすめです。

一方、絹豆腐はツルッとした喉越しを活かして冷奴やお味噌汁などのスープ、麻婆豆腐に適しています。

今の季節によく食べるお鍋に入れる豆腐も鍋のスープによって変えると美味しく食べられるそうです。
木綿豆腐 | 寄せ鍋、すき焼き、ちゃんこ鍋、キムチ鍋 |
絹豆腐 | もつ鍋、湯豆腐、豆乳鍋 |
しかし、上記のような分け方が万人にとって一番美味しいと言うわけではありません。
例えば、キムチ鍋は木綿豆腐のほうが合うとしましたが、辛い味がしみ込んだ豆腐より辛味の中にある豆腐はツルッと食べたい方には絹豆腐のほうが美味しいと感じると思います。

どちらを選んだとしても木綿と絹の特徴を理解して使い分けると、普段は脇役になりがちな豆腐へ関心が高まり美味しく食べられるかもしれませんね。最終的には自分の好みによって使い分けるのが良さそうです。
お鍋の季節はまだまだこれからです。ぜひ、豆腐の種類にも注目して食べてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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