みなさん、こんばんは。
父と仕事の話をしていて、仕事のメールで自分のことを「小職」と言うと聞いて、
しょうしょく？初めて聞く言葉でした。
ビジネスメールでの一人称は何が正しいのかわからなかったので調べてみました。
小職と小生の言葉の意味
（小職の意味）
辞書には、
官職についている人が自分を指して言う語。「＿はこう判断します」
と記載されています。
自分をへり下って言う場合に使い、もともと官職（現在で言う国家公務員）が使っていた言葉で民間でも使われるようになったそうです。
この言葉を使用するのは一定の役職に就いている人限定だそうです。目下の人がいない一般社員が使用すると違和感が生じます。
この言葉の使い方としては、「何かございましたら小職までお問合せください」等、メールにて自分をへり下って伝える時に使います。
（小生の意味）
この「小生」という言葉はこれまでに聞いたことがありました。嵐の櫻井翔さんが一人称で「小生」と表現していた記憶があります。何で見たのかは忘れてしまったのですが。
その時に深く考えず意味を調べてなかったのですがこの一人称について調べてみると、「小生」は男性だけが使える一人称だそうです。
対等の立場にある人や地位が下の人に対して使う一人称で、小職と同じように自分をへり下って伝える時に使うそうです。
「小職」「小生」を使うかどうかはその場の自分の立場によって使い分けが必要です。今は一般社員の方も言葉の意味を知っていると上司や先輩からのメールや手紙にもしっかりと応えられそうですね。
「私」が無難
これまで述べたように、「小職」は一定の役職に就いているなおかつ相手へ伝わるか、
「小生」は男性だけが使用できる言葉で、小職と同じように相手へ伝わるのかという問題点があります。
使い分けがややこしく難しいので、ビジネスで用いる一人称は「私」が一番無難なようです。
また、「俺」と言う方はいないと思いますが、一人称が「僕」なのは失礼に当たるのでしょうか。
実は「僕」にも使用場面が決まっていて、自分と対等な人もしくは部下にしか使ってはいけないようです。
男女関係なくビジネスシーンでの一人称は「私」と統一すると失礼なく仕事が進められそうですね。
まとめ
- 小職は役職者が使う自分をへり下って表現する一人称
- 小生は男性が使う自分をへり下って表現する一人称
- ビジネスシーンでの一人称は「私」が無難
職場で一人称は「私」が正解だと思っていました。今回、「小職」「小生」という言葉の意味もわかったのでこの言葉に遭遇した時には惑わずに対応できそうです。個人的には櫻井さんの真似をしていつか「小生」を使いたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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