我が家の4歳の息子は食べ物の好き嫌いがたくさんあり日々の献立に悩んでいます。
ハンバーグに入れると良い、一緒に野菜を育ててみたら食べるようになる、簡単な料理の手伝いをさせてみると良い等、食育が解決に導いてくれるとよく聞きます。
今日は改善方法についてまなぶ前にそもそもなぜ子供は野菜が苦手なのかまなびたいと思います。
野菜が嫌いな子は約7割
ル・クルーゼ ジャポンの「子どもの野菜嫌いに関する実態調査(2015)」では、約7割の子が野菜嫌いもしくは嫌いだった過去があると回答しています。
嫌いな野菜ランキングは1位なす、2位ピーマン、3位ネギです。
また、子供の野菜嫌いを克服したいと考えている母親は93.6%という結果が出ています。
私のように子供の野菜嫌いを気にしている母親は多いようです。
野菜を食べないとどうなるのか
我が子の場合はお米やパンの炭水化物が大好きでそればかり食べたがります。
しっかりと量は食べるので身長や体重も平均値程度で特に体の成長について困ったことはありません。
しかし栄養バランスが足りてないのではと心配になります。
野菜には「ビタミン」「ミネラル」が多く含まれています。
ビタミンは骨や歯、皮膚の健康を保ってくれたり自律神経を正常に維持してくれたり、疲労回復効果や免疫力強化が期待できます。
ミネラルが不足すると貧血になったり、落ち込みやすくなったり、イライラしたり免疫力が落ちたりします。

野菜以外にもこれらの栄養はありますが、栄養を効率的に吸収しやすくするためにそれぞれ相性の良い栄養と共に摂取したほうが良いと言われています。
例えば、カルシウムや鉄分はビタミンCと一緒に摂ると吸収しやすいと言ったように栄養を単独で摂取するよりも複数で摂取した方がより効果が高まります。
どんな食材とも合いやすい野菜を食べられることは美味しく栄養を摂るために必要なことなのです。
なぜ子供は野菜が嫌いなのか
子供が野菜を嫌いな理由は「初めて見たものへの警戒」からきています。
特に次に挙げる4点が子供の警戒心を高めていると言われています。
- 酸味や苦味
酸っぱい、苦いは腐敗物や体内に有害な物質なのではないかと警戒し本能的に避けます。
- におい
知らない食べ物は安全かどうかにおいを嗅ぐのは本能行動です。
- 見た目
食べられるかどうか色や形から判断します。色の濃い緑黄色野菜は敬遠されがちです。
- 食感
繊維の多い野菜、種のある野菜、硬くて噛みきれないといった野菜は食べられない物だと警戒します。
このように子供は食事をする時に美味しい美味しくないだけでなく、食べられるか食べられないか考えながら食べています。
見た目を可愛くしたり、色の濃い野菜は料理に混ぜて見えないようにする等工夫をしてあげると子供も安心して食事につけますね。
この4点に気をつけて調理するにはどうしたら良いのか次回まなびたいと思います。
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