2023年4月1日より全年齢を対象に自転車に乗る人はヘルメットを着用することが努力義務となりました。
ヘルメットの着用有無で何が変わるのか、どんなヘルメットを売っているのか、ヘルメットを購入するのに補助金が出るのかまなびました。
自転車の死亡事故の6割は頭部損傷
警視庁によると年間に起こる交通事故の内、自転車による事故の割合は約23%です。
2016年から2021年の間に起きた自転車による死亡事故は約2100人です。
その内6割の人が頭部損傷が致命傷となっていたことがわかっています。
ヘルメットの着用有無によって死亡率が約2〜3倍かわると言われています。
こういった背景により、2023年4月1日より全世代へのヘルメットの着用を努力義務化させることとなりました。
どんなヘルメットがある?
これまでヘルメットを被るのは小学生、中学生が多く、高校生からはヘルメットをつけない人がほとんどです。
しかし、先ほどの数字から見ても自分の身を守るためにこれからはヘルメットを着用して自転車を運転した方が安全です。
今日見かけた自転車に乗った方々も何人かヘルメットを被っている人がいました。
中には見たことない形のものもありました。
どんなヘルメットがあるのか紹介します。
この形はロードバイクに乗っている方が被っているのをよく見ます。
ロードバイク以外でもこのヘルメットなら形がスタイリッシュでかっこいいですね。
老若男女問わずこのヘルメットを被って自転車に乗っている人をよく見かけます。
どこにでも売っており手に入りやすいのも利用者の多い理由かもしれません。
次に紹介するのが「キャップ型」です。
この形のヘルメットは初めて見ました。
今日見かけた方でこのキャップ型を被っている方がいらっしゃいましたが、遠くから見るとヘルメットに見えず帽子に見えました。
近くで見ると素材がヘルメットの素材で光沢があるように見えました。
これまでにない形なので「自転車のヘルメットといえばキャップ型」という風になるのかなと思いました。
自治体からヘルメットの補助金が出る場合も
ヘルメットの着用が努力義務となり着用率が上がるように各自治体ではヘルメット購入の補助金を出している所もあります。
例えば、名古屋市ではヘルメット1個につき購入費用の2分の1(上限2,000円)が補助金として支給されます。
様々な自治体が補助金制度を設けていますが、それぞれ条件があるのでお住まいの自治体のHPで確認した後に購入するのが良いです。
例えば、「SGマーク等がついている商品」や「年齢制限」等の条件があります。
申し込み期限も決まっていますので補助金がもらえる内にしっかり調べて購入するのがお得です。
2023年4月1日からヘルメットの着用が努力義務となりましたが、実際に着用しようと考えている方はまだまだ少ないようです。
ヘルメットが品切れになったり、脱いだ後の保管場所をどこにするのか等、制度が浸透するまでにはまだ課題がありそうですが自分の命を守るためにヘルメットを被って自転車に乗ろうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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