電気代の高騰が続いていますね。遂に我が家では電気代が先月の2倍になりました。4人家族の我が家ではまだ子供が小さいこともあり、毎日お風呂を沸かし、部屋も暖かくして過ごしています。省エネで過ごしたいと思っても変えられない部分もあり、格安電力会社に乗り換えたらいいのかなと思っています。
しかし、そこで浮かんだ疑問が「マンションって個別に電力会社を変えられるのだろうか」ということです。
この記事を読んでわかること
- マンション全体で高圧一括受電を契約している場合は電力会社を変更できない
- 高圧一括受電でない場合は格安電気に乗り換えられる
- 格安電気の料金プランも様々だが基本的には高圧一括受電の方が料金が安い
高圧一括電力であるか否か
戸建に住んでいる方は電気の使用量が少ないので低圧電力を使用しており、使用した電気量に従って料金が決まっています。
これまで地域の電力会社(東京電力や関西電力等)のみしか契約できなかったのが電力の自由化によって格安な電力会社へ乗り換え節約できるようになりました。
それによって各電力会社が競合し、より安い電気料金を提示している会社へと乗り換えた人も少なくないでしょう。
戸建に対してマンションでは高圧電力を契約している場合があります。
高圧電力は中小規模の工場や商業施設が対象であり、マンションもこれに含むことができます。
マンションによっては高圧一括受電と言って高圧電力をマンション全体で契約している場合があります。
この高圧一括受電をしている場合は各家庭で格安電力会社へ乗り換えることができません。
低圧電力と高圧電力はどちらが安い?
高圧一括受電のマンションに住んでいる方は「電気代を安くできない」と落胆することはありません。
高圧一括受電は料金単価が高い低圧電力と比較し、電気代が5~10%安くなると言われています。
マンション全体で電力をまとめ買いし、みんなで使うので各家庭で電力を購入して使用するよりも安いのです。
マンションに住んでいる方は自分の家である専有部分と住民と共用する廊下やロビー、エレベーターなどの共用部分に電気代がかかっています。
その共用部分は管理費から支払っている場合が多いのですが、低圧電力ではなく高圧電力を使用した方が20~40%安く抑えられます。
高圧電力は導入や設備の点検等で維持費はかかりますが、長期的に見れば低圧電力に比べるとお得です。
そう言った面から考えても高圧一括受電だからと言って損をしているということはありません。
高圧電力かどうか見極め方
マンションの敷地内に変圧器などの器材や電気設備の管理室があれば高圧電力と契約している可能性が高いです。
おそらく入居前に電気料金についての説明を受けているかと思います。契約書にも記載されているかもしれません。一度確認してみてください。
また、検針票や請求書にも書いている場合もありますが、管理組合に聞くのが確実です。
ちなみに
マンションやアパートでも高圧一括受電でなければ個人で格安電力会社と契約ができます。
小規模のアパートやマンションでは低圧電力のことが多いそうなので管理会社に確かめてみましょう。
世界情勢や電力供給力不足によって電気代が値上がりをし続け家計に大打撃を与えています。電気料金の見直しを図って根本的な改善をしなければいけないタイミングかもしれません。
自分の住んでいるマンションアパートが高圧一括受電なのかぜひ調べてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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