【新常識】ウォーキングは負荷のかけ方が重要

みなさん、こんばんは。

健康寿命を伸ばすために、生活習慣病の予防にウォーキングが効果的だと聞いたことはありませんか。

しかも「1日1万歩を目標に歩きましょう」とウォーキングは老若男女が楽しめる運動として広まっています。

しかし、この「1日1万歩」が実は変わってきているというのです。

この記事を読んでわかること

  • 1日300kcal分の運動をすれば摂取カロリーを消費できる
  • 1万歩が困難でも心拍数の上がるスピードで7000〜8000歩を歩けば健康につながる
  • 無理せず毎日歩くことが大事

なぜ1日1万歩と言われてきたのか

ウォーキングをする効果には、「脂肪燃焼により生活習慣病を予防」「筋力がつき全身へ血流が流れやすくなり代謝アップ」「朝歩くことでセロトニンが分泌され夜もぐっすり眠れる」等メリットがたくさんあります。

厚生労働省の調査では、メタボの強い疑いがある者と予備軍を併せた割合は40歳以上で特に多いという結果が出ました。

40〜74歳でみると、男性2人に1人女性5人に1人がメタボの強い疑いがある者または予備軍になるそうです。

メタボになると生活習慣病になり、高血圧や心筋梗塞、糖尿病、がん等になります。そのため、脂肪を燃焼させることは見た目のためだけではなく体を健康に保つために大切なことなのです。

では、どのくらいウォーキングをすれば脂肪を燃焼させ、メタボを予防することができるのか。計算方法は以下の通りです。

摂取カロリー) ー (基礎代謝カロリー) ー (運動カロリー) = 0(またはマイナス)

基礎代謝カロリーだけでは摂取カロリーを消費しきれないため、運動することが大事とされています。これを達成させるためには1日約300kcalを運動して消費する必要があります。

1万歩を歩けば約300kcalを消費されると言われてきました。しかし、最近では歩数だけに着目するのではなく歩くスピードを上げることで1万歩というハードルを下げられると言われています。

1日7000〜8000歩を歩き方を意識して歩こう

毎日1万歩はしんどいという方に朗報です。なんと最近の調査結果で「1日7000〜8000歩を早歩きで歩く」ことが病気を予防し健康で過ごせることがわかりました。

歩数を稼げば良いというわけではなく自分の年齢や体力に合わせ「中程度の強度の運動」をすることが大事なのです。

なのでただ歩くのではなく心拍数が上がるくらいのスピードで歩かなければ効果がありません。どのくらいかと言うと自身の最大心拍数の60〜80%になるように歩きましょう。

☆最大心拍数の計算(220ー年齢)例:30歳の場合 220ー30=190

30歳の場合は190×60〜80%=114〜152回/分」の心拍数になるスピードで歩けば脂肪燃焼に繋がります。

無理せず続けることが大事

7000〜8000歩は距離にすると4〜5km、時間にすると約1時間です。今ほとんどウォーキングしていない人がこれから毎日歩くのは高い目標になり継続するのが困難かもしれません。

気が向いた時に7000〜8000歩を歩くより毎日20分でも意識して心拍数を上げる歩き方でウォーキングをする方が健康に繋がります。

ぜひ、無理をせず自分が達成できる目標を立てて続けてみてください。

ちなみに

日本では歩数計を万歩計と広く呼ばれていますが、これは山佐時計計器株式会社の登録商標であり、商品名となります。

1日1万歩を国民的運動として広く世間に浸透させる目的があったそうです。知らなかった〜。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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