みなさん、こんばんは。
最近、保険の見直しや投資について興味があります。
お金があったに越したことはないとは思って生活してきましたが、実際子供達にこれからかかる費用ってどのくらいかわからず闇雲に貯金しているなと思ったので調べてみました。
何にお金がかかるのか
文部科学省の「子供の学習費調査 平成30年度」のデータを基に見ていきたいと思います。
学習費とは
- 学校教育費(授業料や行事費用、教科書費等)
- 学校給食費
- 学校外活動費(家庭教師費、学習塾費、習い事等)
のことを指しています。
この学習費は小学校から高校までの12年間かかってくる費用になります。
学習費は私立の学校に行くか、公立の学校に行くかによって金額がかなり変わってきます。小中高それぞれの学習費についてまとめてみました。
小学校
【学習費】(6年間)
公立小学校 | 私立小学校 |
1,927,686円 | 9,592,146円 |
小学校の時点で公立か私立によって学習費に4〜5倍の差があります。驚きました。
学校教育費と学校外活動費の差が顕著で、私立の小学校の授業費が高いのはもちろん、授業について行くためにも学習塾に行かせたり、授業以外の場所でも体験学習をさせたり、教育に力を入れているご家庭が多いようです。
日本では、99%の人が公立小学校に通うそうです。なので教育費を計算するときは公立小学校の金額で想定しても良いかもしれませんね。
中学校
【学習費】(3年間)
公立中学校 | 私立中学校 |
1,465,191円 | 4,219,299円 |
小学校では公立私立の差が4〜5倍だったのに比べ、中学校では2〜3倍とだいぶ縮まりました。
私が住んでいる地域でも小学校に比べると中学校から私立を選択する人が増えてきます。
小学校では学校教育費と学校外活動費の差で総額がかなり変わってきていましたが、中学校では学校教育費の差のみ開いており、学校外活動費にさほど差はありません。
【学校外活動費】(3年間)
公立中学校 | 私立中学校 |
919,473円 | 993,792円 |
中学生になると公立私立関係なく、学習塾や習い事に行くのが当たり前になっているということですね。確かに中学生の頃、学習塾に通う人が増えた気がします。
より偏差値の高い高校へ進学させようと学校外活動費をかける3年間になるのでしょうか。
高等学校
【学習費】(3年間)
公立高校 | 私立高校 |
1,372,140円 | 2,909,733円 |
小学校、中学校、高校と上がるにつれて公立私立の学習費の差は縮まっていることがわかります。
【学校外活動費】(3年間)
公立高校 | 私立高校 |
530,679円 | 752,580円 |
公立私立の差は学校外活動費です。特に学校の勉強について行くための学習費用が少し高めで、習い事に費やしている費用が公立の生徒に比べると高いようです。
高校には就学支援金制度があって親の収入額によって国から補助金が出る制度があります。今回はその点についてはまとめていません。文科省のHPに年収によっての支援金が載っていますのでチェックしてみてください。
大学
ここにお金が相当かかるのではないかと心配になり、貯えなければと日々思っています。
私自身も私立大学に通っていましたが、現在の大学生は73.8%が私立大学に通っているそうです。ということは、子供達も私立大学に行く可能性がかなり高そうですね・・・
【大学4年もしくは6年間でかかる費用】
国立 | 公立 | 私立文系 | 私立理系 | 私立医歯系 |
2,425,200円 | 2,547,327円 | 4,314,165円 | 5,908,857円 | 33,111,703円 |
国公立と私立の差は200万円近くありますね。両親に感謝です。
【学校以外でかかる費用(教科書代や通学費等)】(1年間)
国立 | 公立 | 私立 |
139,800円 | 128,700円 | 150,100円 |
大学は自宅から通える距離を選択するか、自宅外通学つまり下宿等をして通学するかによって費用がかなり変わってきます。
初期費用 (受験費用、敷金礼金、 生活用品費 等) | 仕送り |
876,700円 | (年間)1,034,400円 (月額86,200円の場合) |
我が子の教育費の想定
ここまで小学校〜大学までの学習費をまとめてきました。では、結局我が子はどのくらいの費用がかかるのか計算してみたいと思います。
まず、小学校や中学校は私立が近くにないため公立で計算します。高校から公立私立が分かれてきます。大学は国公立もしくは私立文理系で考えてみます。そして、近所に大学はないので必ず自宅外からの通学になります。
小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | 総額 | |
小学校〜高校まで公立 | 1,927,686円 | 1,465,191円 | 1,372,140円 | 国立 2,984,400円 | 7,749,417円 |
公立 3,062,127円 | 7,827,144円 | ||||
私立文系 4,914,565円 | 9,679,582円 | ||||
私立理系 6,509,257円 | 11,274,274円 | ||||
小学校〜中学校まで公立 高校私立 | 1,927,686円 | 1,465,191円 | 2,909,733円 | 国立 2,984,400円 | 9,287,010円 |
公立 3,062,127円 | 9,364,737円 | ||||
私立文系 4,914,565円 | 11,217,175円 | ||||
私立理系 6,509,257円 | 12,811,867円 |
これにさらに仕送りをした場合、4年間で4,137,600円なので総額1190万円〜1700万円ほどかかりますね。
子供1人に対して1000万円前後の教育費がかかるとは聞いていましたが、我が家は自宅外通学前提で仕送りもできればしてあげたいので大学を私立にするかどうかでかなり費用が変わってきそうです。
今回は学習費をまとめてみましたが、教育費には子育て費用や食費、被服費等も加わります。少し調べてみるとその費用だけで1300万円前後あるとかないとか…
今度はどうやったらお金が貯まるか勉強しないといけませんね。
まとめ
- 小学校、中学校、高校と上がるにつれて学習費の差は縮まる
- 大学を私立にするか、自宅外通学にするかで費用が全く違う
- 子供が進みたい道に進めるようにお金の勉強をしようと思った
教育費について調べてみたら準備しなければいけない金額がわかりました。今後はそれに向けてどう準備していくかも勉強したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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