みなさん、こんばんは。
やっと気兼ねなく遠くに住む友達や親戚に会えるようになり、「次の長期休暇は海外旅行にでも行こうかな」と考えている方も多いのではないでしょうか。
留学や海外出張など、海外へ行く時に必要になるのがパスポート（旅券）です。
「いざ海外へ行こう」と思って確認したらパスポートの有効期限が切れていたという方も多く、
慌てて手続きに行ってみたらパスポートセンターに行列ができていたなんてことも。
今日は、パスポートの有効期限が切れていた場合どうしたら良いのかまなびます。
パスポートの種類
パスポート（一般旅券）には５年用と10年用があります。
18歳未満（0〜17歳）の人は5年用のみ取得できます。
18歳以上の人は5年用と10年用が選べます。
どんな基準で５年用10年用を選んだら良いのでしょうか。
例えば、手数料で考えると5年用は11,000円、10年用は16,000円です。
単純に5年用を2回申請すると22,000円（11,000円×2）かかります。
最初から10年用を申請していたほうが6000円お得になります。
| 5年用 | １０年用 |
| 11,000円 | 16,000円 |
しかし、あまり海外に行く予定がない人が長期のパスポートを持つことで保管場所を忘れたり、紛失のおそれを心配する方もいらっしゃいます。
紛失した場合、電話一本で届け出ることができず手続きも手間や時間がかかります。
このような事情を考慮して5年用と10年用を選ぶのが良いです。
有効期限切れと更新は何が違う？
では、パスポートの有効期間が過ぎていた場合どうなるのでしょうか。
有効期限内のパスポートを更新するのと違いはあるのでしょうか。
答えは、「申請時に用意する書類が違う」だけです。
有効期限が切れている場合は、戸籍謄本がかならず必要になります。（戸籍抄本はNG）
また、申請時に本人確認のできる書類（運転免許証やマイナンバーカード等）も必要になります。
この２点が有効期限が切れている、切れていないでかわってくる部分です。
なので、前回のパスポートの有効期限が切れていても焦る必要はなく、自分が再度パスポートが必要になった時点で書類を揃えて申請すれば何も問題はありません。
有効期限内でも戸籍謄本が必要な場合もあります。
前回パスポート作成時と更新時に本籍地や名前が変わっていれば戸籍謄本が必要になります。
パスポートを新規申請するのか、有効期限内のパスポートを更新するのか、期限が切れているパスポートを更新するのか、個人によって必要になる書類が違うので事前に調べてから窓口へ行くと良いです。
パスポートがオンライン申請できるように
自治体によって異なりますが、今年（2023年）の3月から窓口に行かずパスポート申請をオンラインでできるようになりました。
マイナンバーカードを使って申請でき、写真や自署もすべてスマホを使って行います。
日中仕事で手続きに行けない方におすすめです。
ぜひお住まいの自治体でオンライン申請を行っているか確認してみてください。
これからくる長期休みに海外旅行を検討している方、まずは以前の旅券の有効期限を確かめてみましょう。
申請から発行まで時間がかかりますので余裕を持って手続きされてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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