みなさん、こんばんは。
新しい年になると年賀状が手元に届く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近ではLINEやメールで新年の挨拶をするため年賀状のやり取りも減りました。我が家では毎年近しい友人と親族、20通くらいの年賀状が届きます。
今年の年賀状をファイルに綴じようと取り出すと中から未使用のハガキが出てきました。
切手のところに62円。あれ?これってこのままで使えるのかな…今って郵便ハガキって62円で郵送できるの?値上がりしたような…自信がなかったので調べてみました。
この記事を読んでわかること
- 2023年1月時点の郵便ハガキの郵便料金は63円
- 平成になって4回値上げした
- 増税すると郵便料金も値上がりする
アラサー世代は50円
平成初期に生まれたアラサーの私はハガキの郵送料といえば50円でした。
郵送料が頻繁に変わるようになったのは大人になってからだなぁという記憶です。
平成になってからのハガキの郵便料金の変遷は以下の通りです。
平成元年 | 41円 |
平成6年 | 50円 |
平成26年 | 52円 |
平成29年 | 62円 |
令和元年 | 63円 |
調べていて思い出したことがあります。50円から52円に値上がりした時、手元に残っていた50円のハガキを使うために2円切手を追加で貼って送っていました。
現在も古い値段のハガキには差額分の切手を貼れば使えるようです。
62円から63円に上がったことにより、1円切手の出番が増えていそうですね。

どうして値段が上がっていくのか
50円の時代が20年も続き、平成26年から3度の値上げがありました。
なぜ値上げが行われたのでしょうか。
その理由は大きく分けて2つあります。
一つ目は消費税増税に伴う値上げです。
平成6年50円に上がった時は、消費税3%が導入された年でした。
そして、平成26年52円に上がった時は消費税が8%に増税された時です。
一番最近値上げがあった令和元年63円は消費税10%への増税による影響です。
このように消費税の動きによって郵送料は変わってきました。

二つ目は人件費などのコストが高くなったことに伴う値上げです。
平成29年に52円から62円と10円の値上げが行われました。
この年は増税があったわけではなく、日本郵便が値上げを決めたようです。この当時、郵便ハガキは年間300億円ほどの赤字だったそうです。
それでもハガキは他の郵送物には変えられない独自性のあるツールなので無くすことはできませんし、
さらに公共料金と同じようにみんなが利用しやすい価格であることも求められています。
それらを考慮して10円の値上げをし、62円となりました。
平成6年 | 50円 | 消費税3%へ |
平成26年 | 52円 | 消費税8%へ |
平成29年 | 62円 | 人件費等の高騰 |
令和元年 | 63円 | 消費税10%へ |
このように郵便ハガキの郵便料金が値上がりするのには理由があり、これからも郵便ハガキが広く使われるために値上げがあるかもしれませんね。
ちなみに
未使用のハガキは懸賞に応募する時用に残していた物でした。
しかし、最近では懸賞の応募もハガキではなくレシートを撮ってネット応募が増えており、ハガキがなくても応募できるようになりました。
せっかく今回発見したのでハガキに想いを込めて懸賞に挑戦してみようかなと思います。確率は変わるのかな。当たりますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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